1955-03-29 第22回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
○久下説明員 先ほど大臣が、政府といいますか、それと同時に与党の方針を申し述べられたのでありますが、その前に、私ども事務的に検討したいろいろな対策はあるのでございますけれども、一応そういう政府の方針として再検討をするために、何か特別な審議会でも設けて早急に結論を得るようにしてもらいたいというのが最終的な方針でございます。
○久下説明員 先ほど大臣が、政府といいますか、それと同時に与党の方針を申し述べられたのでありますが、その前に、私ども事務的に検討したいろいろな対策はあるのでございますけれども、一応そういう政府の方針として再検討をするために、何か特別な審議会でも設けて早急に結論を得るようにしてもらいたいというのが最終的な方針でございます。
○久下説明員 現在の私どもの立場なり考え方は、組合管掌につきましても国庫負担をなすべきであるという考えでありまして、先ほど申し上げたように、組合管掌につきましても、予算の要求としては一割五分の国庫負担を提出をいたしておる実情でございます。
○久下説明員 私どもが予算要求の際に積算をいたしました数字によりますと、政府管掌健康保険の療養給付費の一割五分の相当額は五十九億円でございます。組合管掌健康保険が三十七億でございます。
○久下説明員 政府管掌健康保険診療報酬の支払い額が、本年に入りましてから急激に上昇をいたしました。保険料の徴収等は大体予定通りに行つておるのでございますが、支払い額の方が予想以上にふえて参りましたために、ただいまお話のように八月診療分から若干支払いの遅れる傾向があるわけであります。八月診療分は従来の計画よりも約五日ほど遅れました。
○久下説明員 この昭和二十六年の法律の実施が延期されるということにもし御決定に相なりますれば、私どもその一年三箇月を最も有効に利用するということを考えていかねばならぬと思つておるのであります。ただいまのお話も一つの案として考えられます。
○久下説明員 これももしも時間を与えられましたならば、この時間の間に私どもとしてはいろいろ御相談すべき点、あるいは御意見を拝聴すべき点、またこの委員会及び参議院の委員会において拝聴いたしました御意見というようなものを十分尊重し、できるだけ完璧を期したいというふうに考えております。
○久下説明員 新医療費体系を具体的に実施に移します関係は、御案内の通り私のところは最も深い関係を持つております。そういう意味合いにおきまして所見を申し述べさしていただきたいと思います。
○久下説明員 そういうことになります。
○久下説明員 数字を持つて来ておらないので、たびたび大まかなこと申し上げて恐縮でございますが、三百億近いと申すよりも二百億を越して二百億に近い方の数字くらいに私は記憶しております。大体そのくらいになると思います。
○久下説明員 国民健康保険に対する国庫補助につきましては二割相当額、昭和二十九年度は四十七億ございました。昭和三十年度の予算要求には同じく二割補助といたしまして五十七億円の要求を出しております。
○久下説明員 今、健康保険、船員保険等、医療保険に関して私どもが所管をしておりますものにつきまして、数字を持つて来ておりませんけれども、それぞれ一割五分の国庫負担を要求いたしております。
○久下説明員 その問題につきましては私から見解を申し上げたいと思います。確かに昭和二十七年の実態調査の結果では、お話のような点数単価、一点当りの単価に換算をいたしますと、十一円九十一銭という数字が出ておることは事実でございます。しかしながらこれをただちに単価の問題として検討すべきかどうかということになりますと、今日の情勢から申しまして、いろいろ考慮しなければならない点が多いと思うのであります。
○久下説明員 社会保険点数表の中にこの考え方を表わすつもりであることは再三申し上げております。その具体的な方法についてのお尋ねのように伺つたのであります。実は私どもとしてはまだ作業の途中でございまして、最終的なところまで行つておりません。
○久下説明員 実態調査の結果調剤技術料に相当いたしますものに〇・五九点でありまして、これを現行単価で換算いたしますと七円十八銭になりますことは御指摘の通りであります。
○久下説明員 現行の処方箋料五点の理論的な根拠のお尋ねでございますが、たいへん申訳ございませんが、大分前にきまりましたもので、はつきりした理論的な根拠を私としては記憶いたしておりません。
○久下説明員 こういう問題に手をつけなかつたことが怠慢であると私は考えておりません。御承知の通り薬治料、注射料ともにそれぞれ技術料を含めて支払いますのが現在までの建前であります。従つて処方箋だけ出しました場合にも、そういう技術料という考え方も入れまして支払う建前もありますので五点というものがきまつておつたものと思うのであります。
○久下説明員 私が申し上げましたことが少し誤解されているように思いますが、私は初診料を六・二〇三点に上げることに反対であり、困るということを言つているのではないのであります。ただ支払いの方法として健康保険法だけにそういう制約がございますので、そのまま現行の点数表による初診料の点数を上げただけで済ましますと、増加分だけが被保険者の負担に転嫁されることになりますので、これは別な形で支払いをする。
○久下説明員 そういうお尋ねでございますれば、初診料六点は私どもは何にも異存ございません。ただ最初に初ざいましたから、初診料の上でその文字のままでやりますことにつきまして、そういう処置を講ずる必要があると考えておりますということを申し上げたにすぎません。従いまして初診料に相当するものとして六点を払うという考え方には賛成をいたしているのであります。
○久下説明員 健康保険の給付費の中で、従来の実績によりますと、総療養給付費の四割相当額が結核のために使われております。療養給付費の総額は、昭和二十八年度は大体三百億、昭和二十九年度は三百四十五億円を予想しております。
○久下説明員 滝井先生がさようにおとりになりますることは、これは御自由でございますが、私としては十一円五十銭では私が担当いたしております社会保険行政の責任がとれないというところまでの結論には、まだ今日到達いたしておりません。
○久下説明員 何度も申し上げておりますので、責任のがれのお答えになるかもしれませんけれども、私は十一円五十銭で将来ともいいんだとは一度も申し上げたことはございません。今日またそう考えておりません。検討の途中でございます。
○久下説明員 私が申し上げましたのは、社会保障制度審議会が一昨日第一委員会をお開きになるということはかねてからきまつておりました。それがしかも年金制度に関する勧告の最終的な集まりになるであろうということも、かねてから承つておつたのでございす。一方前々から、ただいまお話のように、厚生省におきましても昨年末年金制度の全面的な改正につきまして検討を進めておりましたのであります。
○久下説明員 ただいまの新聞発表につきましては、事後私も大臣に念を押してみたのでありますが、大臣はさような発言をいたしたことは絶対にないと言つておられます。
○久下説明員 山県厚生大臣が、記者団会見におきまして、記者団の質問に答えて若干の内容を話したことは事実であります。ただ新聞によりまして内容等が異なつておりますように、大臣が話をしました内容を必らずしもそれぞれが正確に伝えておるものとは考えておらないのでございます。
○久下説明員 先ほど申し上げましたように今度の点数改正が、各保険者に及ぼします影響が軽いものとは決して私ども考えておらないのであります。ただ政府笹掌健康保険の実績によりますると、月々被保険者の給与が上つておりますので、大体保険財政も、この程度の負担には耐え得るという確実な見通しを持ちましたために、他の保険者団体等にも御相談をいたしましたのであります。
○久下説明員 今回の点数の改訂によりまして、各府県に及ぼします影響は若干ずつ違いがありますが、政府管掌健康保険、組合管掌健康保険、日雇労働者健康保険、それから共済組合、私学共済組合、こういうようなものは大体におきまして給付の内容が同様でありますので、私どもとして、は、いずれも率におきましては同じような影響があるものとうえております。
○久下説明員 ただいま降旗先生のお話の数字は、実は比較したものは今つくつておりませんのでありますけれども、実は比較ができません事情もあると思うのであります。
○久下説明員 とにかく私の方から調査をいたしましたのは、農林省の調査の数字は全然言つてやらなかつたのであります。そうして冷害を受けたという各県に対しまして、管下の市町村で国民健康保険をやつているところで、冷害のために保険料の減免をするところがあるかどうか、その見込みを調査の上報告をしろ、こういう出し方をいたしたわけであります。
○久下説明員 これは冷害を受けて農作物の減収のありました各府県が、農林省の調査によりましてわかつておりますので、その府県に対しまして災害の特別措置法が適用されるとしたならば、減免をする具体的な町村はどのくらいあるか、その見込額というような調査をしたのでございます。それに基いて各府県から参りました報告、また未報告もございましたけれども、大体の報告はまとまつたわけでございます。
○久下説明員 まず最初に国民健康保険事業につきまして私からお答え申し上げます。冷害地におきまする国民健康保険事業の影響は、実は私の方としては関係府県から連絡のために随時上京いたして参ります者にも、その都度気にして今まで尋ねておつたのであります。さらに先般全般的に速達便をもちまして照会を出しておるのでございますが、ただいままでのところまだ実際の報告を一つも受取つておらない実情でございます。
○久下説明員 原則としてさように御了承願います。
○久下説明員 同じでございます。
○久下説明員 最後の決定権をどうするかということですが、緩急順序の決定につきましては、私どもとしては、都道府県知事の意見をもとにした厚生省の意見に基いてやつてもらいたいと思つております。
○久下説明員 ただいまの私への御質問でありますが、おつしやる通り、今までの予算の編成は一律になつております。しかし今度の補正予算の要求の際に、北海道等の寒冷地におきましては、特別に燃料がいるということを主張いたしました。これは補正予算で認められまして、予算上特別な配当ができるようになつております。
○久下説明員 内訳は出ておるのでありますが、ただいま手元に持つておりませんから、後ほどお目にかけることにいたします。
○久下説明員 ただいま教室というお話がございましたが、教室という意味は、おそらく実習室を含めてのお話だろうと思います。准看護婦につきましては、この規則の六号と七号の関係について今お尋ねがあつたと思いますが、六号に書いてありますように、学校として最小限度必要なものは教室と実習室を各一つずつ持つておればよろしい、こういうのでございます。
○久下説明員 専属という御趣旨が、どういう意味でございまするか、私どもは必ずしも看護婦学校が所有権を持つていなければならないとは考えておりません。使用貸借何でもよろしゆうございますが、生徒の教育のために、教育上必要な場合は、いつでも使えるというようなことになつておりさえすればよろしいと考えております。
○久下説明員 それはさしつかえないと思つております。